東京都の多摩地域北部に位置し、人口約18万人を抱える東京都立川市には20数社ほどの神社が鎮座しています。
その中でも歴史の古い代表的な神社6社と、それぞれの神社のご由緒(歴史)、鎮座地、主な例祭日、御祭神と御神得(ご利益)をこのページではご紹介しています。(掲載順は、郵便番号の若い順です)
このページの目次
立川愛宕神社 (立川市栄町2-45-19)
立川愛宕神社は、立川市栄町にある神社です。立川愛宕神社は、享保年間(1716-1736)の当地(芋久保新田)開発に際して、木村助右衛門が現在の東大和市である芋窪村愛宕山の分霊を勧請して創祀したといいます。
参道の両側は昭和第一学園のグランドになっていて駐輪場もあります。
その奥に神社があります。
駐車場はありませんが近辺に有料駐車場があります。
立川愛宕神社 (たちかわあたごじんじゃ)
〒190-0003
立川市栄町2-45-19
JR立川駅北口よりバス 昭和第一学園下車2分
例祭日 9月24日
【祭神】
火産霊神 (ほむすびのかみ)
軻遇突智尊(かぐつちのみこと)
【ご利益】
火難除け
産業隆盛
立川熊野神社 (立川市高松町1-17-21)
享保年間(1726年)に七軒家と云われる開拓民の鎮守として創建されたが、昭和二十年空襲の為、焼失。昭和23年高松町1丁目の新しい境内地に遷座を行いました。昭和31年9月14日新社殿完成に依り熊野本宮大社より御分霊を勸請奉安しました。
境内には「せせらぎ熊野川」と名付けられた小川があり、風情のある境内となっています。
御祈祷受付や御守りは社務所にておこなっています。
立川熊野神社 (たちかわくまのじんじゃ)
〒190-0011
立川市高松町1-17-21
JR中央線「立川駅」北口 徒歩15分
多摩モノレール「高松」より 徒歩5分
駐車場は約20台
例祭日 8月第3日曜
【祭神】
須佐之男命 (すさのおのみこと)
伊邪那岐命 (いざなぎのみこと)
伊邪那美命 (いざなみのみこと)
【ご利益】
厄除け
除災招福
恋愛成就
安産祈願
立川諏訪神社 (立川市柴崎町1-5-15)
第52代嵯峨天皇の弘仁二年(811年)七月二十七日、諏訪湖のほとりにある信濃国(長野県)諏訪大社(上社)より勧請、鎮祭されました。
古くは農耕における守護神、ひいては生活の根源神として地域の人々の心の依り所となっています。
八幡神社も中にあり、相撲の土俵があります。
1586年、1994年の2度焼失され現在の建物は2002年に再建されました。建物はまだ新しいですが1200年余りの古い歴史を持つ由緒ある神社です。
立川諏訪神社 (たちかわすわじんじゃ)
〒190-0023
立川市柴崎町1-5-15
JR中央線立川駅南口 徒歩10分
多摩都市モノレール 徒歩10分
駐車場約30台
例祭日 8月28日直前の金曜・土曜・日曜
【祭神】
建御名方命(たけみなかたのみこと)
【ご利益】
安産祈願
初宮参り
七五三
厄除け
阿豆佐味天神社・立川水天宮 (立川市砂川町4-1-1)
阿豆佐味天神社は1629年(寛永六年)に西多摩郡瑞穂町殿ヶ谷戸から式内社阿豆佐味天神社を勧請され、医薬・健康の神様として慕われています。
本殿は1736年頃の造営と推定されていて立川市内では最古の建造物となっています。
また、安産・子授けの守り神である立川水天宮をお祀りしているほか、境内の中には複数の神社があります。
蚕影神社は別名猫返し神社と呼ばれています。
ジャズピアニストの山下洋輔氏の飼い猫が居なくなった際にお参りをされ翌日無事に帰ってきたことから評判になったとの逸話があります。
阿豆佐味天神社・立川水天宮 (あずさみてんじんじゃ・たちかわすいてんぐう)
〒190-0031
立川市砂川町4-1-1
JR立川駅よりバス「砂川四番」下車すぐ
西武拝島線「武蔵砂川駅」徒歩12分
駐車場 約60台
例祭日 9月15日
【祭神】
少彦名命 (すくなひこなのみこと)
天児屋根命 (あめのこやねのみこと)
【ご利益】
安産
縁結び
厄除け
五穀豊穣
学問
火難盗難除け
交通安全
養蚕の神
猫返し
神明社 (立川市西砂町3-21)
西砂神明社は、立川市西砂町にある神社です。西砂神明社は、川崎村(羽村市)の中里伊兵衛が殿ヶ谷分水を利用して開発した中里新田の鎮守として享保3年(1718)頃に創建したと伝えられ、神明稲荷社と称していたといいます。
戦後村内にあった愛宕社と合併、愛宕社の地に遷座したものの、境内が米軍に接収されたため、当初に鎮座していた当地に還座したといいます。
神明社 (しんめいしゃ)
〒190-0034
立川市西砂町3-21
西武拝島線 西武立川駅北口より徒歩20分
JR拝島駅より昭島行きバス 西砂スポーツ広場下車
例祭日 10月第一日曜日
【祭神】
天照皇大神(あまてらすおおみかみ)
【ご利益】
国家安泰
子孫繁栄
西砂阿豆佐味天神社 (立川市西砂町5-10-2)
殿ヶ谷村の人々により享保年間に開発された殿ヶ谷新田の鎮守として、殿ヶ谷戸の阿豆佐味天神社を勧請して1718年(享保3年)頃に創建されました。
殿ヶ谷分水の跡地としての石碑があります。
住宅地の中にあり、普段はひっそりとしていますが例祭の日は地域住民による演芸や山車が出て賑わいます。
西砂阿豆佐味天神社 (にしすなあずさみてんじんじゃ)
〒109-0034
立川市西砂町5-10-2
西武拝島線 西武立川駅北口より徒歩15分
JR昭島駅より拝島行きバス 西砂川下車
例祭日 10月第一日曜日
【祭神】
少彦名命 (すくなひこなのみこと)
稲倉魂命 (うかのみたまのみこと)